先輩の恋人[先輩の妹:番外編]

先生を目の前にして、俺は普段の俺でいる自信はない。

平常心を保つなんてもってのほか。

変な緊張を絶対に感じ取られてしまうだろう。

昔から嘘や誤魔化しがきかない性格であるし、心配すぎて先生に聞いてしまいそうだし。

まぁ、こんなにぼーっとしているのは先生のことを考えすぎているせいだから保健室に行く必要はないのだけれど。





今の先生の状態を知って俺が安心するより


先生にこの前のことを思いださて悲しさと不安をあたえないことが重要なのは確かだ。



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