先輩の恋人[先輩の妹:番外編]
「私なら…「俺いるし!鈴村先生は大丈夫!」」
私の言葉を遮って川瀬くんが早口で勢いにまかせるように言葉を放った。
「そ、そうか?…でも、お前それ言いに来たんだろ?」
「あ、えと………足、捻って来た」
「足?そうなのか………じゃあ、とりあえず行ってくるな」
「うん。お願いします」
「…鈴村先生、具合悪いなら送っていきますから、その時は言ってくださいね。
体調悪いのに、お茶飲みに来てすみません、」
本田先生は困ったような笑顔でそう言った。
「いえ、こちらこそお騒がせしてすみません…」
ぺこりと頭を下げると、本田先生は静かに保健室を出ていった。