先輩の恋人[先輩の妹:番外編]


「………」

「………」


本田先生が出ていった少しの間沈黙が続く。


「……足、捻ったんだっけ?」

「…………………ううん」


耐えられなくなって話かけると、川瀬くんは冷静にそう返した。



「え?違うの?」

足捻ったのは嘘?



「うん。バレるかと思ってめっちゃはらはらした…」


そう言って川瀬くんは左胸に手を当てて大きく息を吐き出した。


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