会いたい


「――」

 私にはわかった。

 彼らは特別なのだ。

 たとえ片方が幽霊でも、そんなことは関係ないほど、彼らは私達とは違うのだ。
 彼が、まるで生きているように感じられるのも、少女が、彼に触れられるのも。
 だから、彼は、ずっと独りで彼女を待っていられた。
 だから、彼女は、彼を見つけることができた。
 彼らは、特別だったのだ。


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