ありのままの、あなたが欲しい。
「夏芽さんか…」



言うなよ、そういうことを…。


ガックリとうなだれる俺の背中を、ゆりあさんが笑いながらポンポンと叩く。



「いや~見直したわ、ショージくん!
相当な節操なしだと思ってたから心配してたんだけど、今の言葉を聞いたら安心したよ!」


「…そりゃどーも…」


「そんなキミにいい提案があるんだけど」



……いい提案?


不意にベンチから立ち上がったゆりあさんは、俺を見下ろしてにっこり微笑む。



「今度保育園の運動会があるんだって。
あたしとカズくんが行く予定だったんだけど、ショージくんに譲るわ」


「え……運動会?」


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