聖石学園~意地悪で腹黒のナイト様~
「友にちょっかい出してたら弘樹に教室追い出されたんだよ。で、仕方ねぇからこっち来てみたわけ」
それを聞いて俺は弘樹に感謝した。
ちゃんと俺の代わりしてくれてんだな。
「……それにしても高志も友のこと好きだったんだな? ま、もう諦める気でいるみてぇだけど」
そう言った拓馬は、俺に小悪魔的な微笑を浮かべる。
俺はコイツのこういうところが特に嫌いだ。
……どことなく俺に近いように見えるから。
「俺は諦めないぜ? スキがあればすぐにでも奪ってやる」
「誰が奪わせるかよ」
俺達は、その裏庭でしばらくの間異様な雰囲気で睨み合っていた……。
それを聞いて俺は弘樹に感謝した。
ちゃんと俺の代わりしてくれてんだな。
「……それにしても高志も友のこと好きだったんだな? ま、もう諦める気でいるみてぇだけど」
そう言った拓馬は、俺に小悪魔的な微笑を浮かべる。
俺はコイツのこういうところが特に嫌いだ。
……どことなく俺に近いように見えるから。
「俺は諦めないぜ? スキがあればすぐにでも奪ってやる」
「誰が奪わせるかよ」
俺達は、その裏庭でしばらくの間異様な雰囲気で睨み合っていた……。