死が二人を分かつまで
「私、こういう者です」
用意しておいた名刺を差し出す。
「タグチプロダクションの……つだまさやさん?」
「ええ。そこで所属タレントのマネジメントを担当しています。失礼だけど、君の名前は?」
「小谷さとしといいます」
「小谷君か。年齢は?」
「20歳です」
「そう。君の歌を聞かせてもらって、すごく感動しました」
事務所に情報が寄せられて云々は、別に今話す必要はないだろう。
「本当ですか?ありがとうございます」
「歌だけじゃなくて、色々と話も聞かせてもらいたいんだけどな。都合が良いのはいつ?」
「え~と……」
さとしは腕時計をチラリと見ると続けた。
「来週の火曜日なら、今くらいの時間に、またここで歌っていると思います。その時に来ていただければ……」
「火曜日ね。わかった。あ、ところで君、どこかの事務所に入ってたりしないよね?」
「はい。まだ勉強中ですから」
その返答に胸を撫で下ろす。
「じゃあ、今日のところはこれで。この後も仕事があるんだ」
用意しておいた名刺を差し出す。
「タグチプロダクションの……つだまさやさん?」
「ええ。そこで所属タレントのマネジメントを担当しています。失礼だけど、君の名前は?」
「小谷さとしといいます」
「小谷君か。年齢は?」
「20歳です」
「そう。君の歌を聞かせてもらって、すごく感動しました」
事務所に情報が寄せられて云々は、別に今話す必要はないだろう。
「本当ですか?ありがとうございます」
「歌だけじゃなくて、色々と話も聞かせてもらいたいんだけどな。都合が良いのはいつ?」
「え~と……」
さとしは腕時計をチラリと見ると続けた。
「来週の火曜日なら、今くらいの時間に、またここで歌っていると思います。その時に来ていただければ……」
「火曜日ね。わかった。あ、ところで君、どこかの事務所に入ってたりしないよね?」
「はい。まだ勉強中ですから」
その返答に胸を撫で下ろす。
「じゃあ、今日のところはこれで。この後も仕事があるんだ」