紫陽花~7色のヤンキー達~
あたしが疑問に思っていると次は比奈汰が口を開いた
「物をもらったらお礼するのは当たり前でしょ!!」
『でも皆ウサギ見た時困ってたし…「茉夜は気にしすぎ!!確かにびっくりしたけど嬉しくないわけないじゃん!!みんな嬉しいの顔に出せないだけだよ!!」
そう言ってくれたのは汰叶
あたしは皆がウサギ付けてくれただけで満足だったからお礼まで言われると少し照れる
『えっと…じゃあどういたしまして…?』
そう言って皆を見ると笑ってくれたからまた嬉しくなっちゃった
今日はいい日だなぁ
あたしがそう思っていると莢斗が口を開いた
「それよりお前これいつ買ったんだ?最近はずっと俺達と行動してたし何よりずっと倉庫にいただろ?」
『もちろん翔護と出掛けた日だよ。ウサギちゃん達買ったお店ね一定の金額を超えると宅配してもらえるサービスがあったの。あたしは翔護にも驚いてほしかったから宅配してもらうことにしたわけ。てかそんなこと聞いてどうすんの?』
あたしが首を傾げながら問いかけると莢斗は少し難しい顔をした
「莢斗は茉夜が1人でどこかに行ったんじゃないかって心配していたんですよ。」