天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ
翌日。

「おはよー…っと」

登校してきたルイは。

「あ、ルイさん」

駆け寄ってきたこはくに、何とも複雑な表情を浮かべられる。

「…?…どした?こはく先生」

「えと…あの…その…」

こはくのそばには、剣豪の旦那も立っている。

あまり大きな声では言えないが、少し声を潜めて…。

「ルイさん、僕はどんな恋でも応援するから…めげちゃ駄目ですからね?」

そんな事を言って激励の握手をした後、こはくはソソクサとルイの隣を通り過ぎていった。

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