甘えん坊かれんちゃんとツンデレ涼介君


ある暗い細い道を抜けるとそこには、

学校とは思えないほどキレイなステキな道がある。


ここは、木や草、花、
自然がのびのびしていて
入学して間もない頃に見つけて、秘密基地にしている。



「はぁ、また今日も会えなかった…」



そうなんですょ!皆さん聞いてくださいょ!


私、学校中探したのにどこにもいなかったんですよ!


なんで~!?



足元にあった石を蹴り飛ばした。



「いってぇー!!!」




えっ!?


誰かいる!?


どうしよう…校長とかで

もう君は退学だっ


とか言われたら…


そう思ってたら、人影が近づいてきた。



「グズッ」


「てめぇか?」



ゆっくり顔をあげると、そこには、

昨日の子が、、



「あっごめんなさい、
まさか、人がいると、思わなくて…」



もう、怖くて、涙が出てしまった。



「…じゃあさ、お詫びに、アドレス教えて」


「ふぇっ?」



ウソでしょ…


怒られない


勝手にその人はわたしの携帯をとると、


完了!

なんて、かわいらしい笑顔をつくった。



んじゃっ

と手をふりながら消えて行った。
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