恋色カフェ


どうしよう。息苦しいのをようやく通り越したと思えば、体に力が入らなくなってきてる。頭が、重い。



「どうした?」

「……ん、ちょっと……」

「酔った?」

「ん……」


大丈夫、と言って立ち上がろうとしてはみたものの、これだけ怠さを感じていて、膝になんか力が入る訳が無い。



案の定、グラリと揺れた、視界。立たなくていい、お茶も買ってきたから、と、店長の声が聞こえる。


もうこのまま軟体動物にでもなってしまうんじゃないかという程、あっという間にぐにゃりと、上半身は折れ曲がってしまった。

ちゃんとしなきゃ。頭ではそう思っているのに。



今度は体が宙に浮いたと思えば、店長の顔が間近に見える。え、ちょっと、今私に、何が起こっているの?


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