定義はいらない
太朗先生と着いたのは

近くの大きいホテルだった。

ラブホテルでもなければビジネスホテルでもない。

都会の高級ホテル。


最上階のバーに二人で入った時に

私の胸は躍った。

胸だけじゃなくてステップさえ踏みそうだった。


通された席は夜景の見えるカップルシート

照明は暗く

ピアノの生演奏があり

完璧だった。


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