俺様王子にご注意を

龍也が袋にいっぱい入ったお菓子を
持って勝手にうちに上がりこむ。

「メリクリー!」

「...みんなして...何なのよぉぉお!」


──...「玲奈さん、おっ落ち着きまして?」

恵美と誠くんと龍也が私に何度も
頭を下げて謝り続ける。けど謝られたって...。
せっかく和也と2人っきりで最後に
過ごせるって思ったのにぃ...。

それに何でうちでパーティー!?

「玲奈、本当にごめんっ。」

恵美がこんなに謝っているなら...

「最後だし大勢の方が楽しいからいーよ。」

和也もそのほうがいいよね?

「あ、でもうちら今日しかいないから。
その後は2人で楽しんで?」

「...言われなくてもそうさせてもらいます。」

でも...こんな空気が私も和也も好き。


───「はいはい!みんなに報告があります!」

龍也がいきなり手を挙げて言う。

「なんと俺に彼女が出来ました!」

「「「「ええええ。」」」」

龍也に...彼女!?

「玲奈、ごめーんな?」

「わははは「玲奈はお前のことなんてスキなわけねえだろうがっ!」

和也は龍也にデコピンをした。

「いってえ。」

「和也のデコピンは最高なんだよ。」

誠くんは和也に抱きつく。
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