俺様王子にご注意を
「はあぁー?どこにそんな証拠が
あんだ「こーれっ。」
男に俺はペアリングを見せた。
「最初から確認しとけよなー。」
俺は玲奈を抱き寄せ歩き出した。
だがその足に激痛がはしる。
「玲奈ちゃんもお前が嫌だから俺のとこに
来たんじゃねえのー?」
男はクスクス笑う。
肝心の玲奈は爆睡...。
「ばーか。玲奈は俺がいるから来たんだ。
玲奈は俺のこと好きで好きで大好きで
たまんねえんだよ。」
「...何様だよ、てめえ!」
「そっちこそ何様だ!」
男は目を細めて俺を睨んだ。
「もう玲奈に関わんな。ばーか。」
俺はそのまま男を蹴って玲奈と
タクシーに乗り込んだ。