俺様王子にご注意を

玲奈Side

─ドンッ

「きゃあっ!?」

目が覚めると和也が1人で暮らしている
アパートに私はいた。
和也は目の前でイライラした様子を
見せる。

「どっどういたしまして?」

「どういたしましてじゃねえよ!」

「はぅう.....。」

和也は壁を叩く。

「何か言う事は?」

「ごっごめんなさ「言い訳もねえのか?
ああ゛ん!?」

怖い...お酒も少し入っているから...かな?
和也の剣幕ですっかり私の酔いも
さめていた。

「わっ私「何合コンなんかに玲奈が
来てんだよ。しかも男にはベタベタしてるし。」

「ベッベタベタなんてしてない!」

私は口を尖らした。

「和也こそ何でいたのよ!」

私だけが悪いわけじゃない。

「俺は...騙されたんだ。」

....?

「奢って貰えるって聞いたら女ばっか
いる場所に連れてかれたんだぜ!?
ありえねえだろ。」

和也はため息を吐き続ける。
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