プレイボーイとのラブバトル?

騙していた.....?

「俺は...たとえ美鈴が元ヤンでも何でも
美鈴を好きになったこの気持ちは
ぜってえに変わらねえ。」

「騙したんですよっ!?こーんな汚い
女だったんですよ?いいんですか?」

「過去は過去だろ?だったら俺なんて
元遊び人だぜ?変わんねえじゃねえか?
それが何だって言うんだよ。」

「っっ...じゃあ、もう1つ言います。
これはどうでしょうかねー?」

「...何だよ。」

すると次はまた写真を出してきた。

「これは─...?」

「美鈴先輩が仲良かったグループです。
それで美鈴先輩の隣にいる金髪の男は
美鈴先輩の元彼です。」

「.....過去は...過去だろ。」

さすがにこれを見せられると
少しイライラして目の前の女を
殴りたくなる。

「そうですね。過去は過去って言っていても
この5人に何があったかも過去ですね。
けど...今から聞くことはもう過去は
過去っては言い切れませんよ?」

「...聞きたくねえよ。」

「なら、いいです。今頃黒澤先輩
どうなっちゃっているんでしょうかねー。」

「ッッ!どういう意味だよっ!?」

「...知りたいなら話を聞いてからです。」

「まぢで女だからって手加減しねえぞ?言え!
美鈴は今どうしているんだよっ!?」

「べっ別に...たいしたことしてません。
今はまだ...なんにもしてませんから。」

“まだ.....?”

「まだってことはこれから何かするのかよ!?」

「しっしませんよ。.....」

「おい、お前何したんだよっ!?」

「ほんとに今日はまだ大丈夫ですから。
はっ話を聞いてくださいよ。」

「...さっさといえよ。」

俺は仕方がなくソイツの話を聞くことにした。

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