プレイボーイとのラブバトル?

「だめ。行かないで。約束する。
ほんとにもう何も...何も...
しないから...あたしのそばに...
いてよ?ね?」

千夏は必死に俺に説得している。
なんでそんなに必死に
なれるんだよ.....。

「お前は...そんなことして
手に入れたいのか?」

「好きになったら...人間みんな
おかしくなるよ?」

おかしく...なる?

「誠司だってそう。昔とは全然違う。
授業だってサボってよく女の子達と
遊んでいた。けど...黒澤美鈴と
付き合うようになってからは...
「黙れ!」

千夏の肩がビクッと震えた。

「美鈴の名前は...もう2度と
出すな...お前も美鈴に手を
出すな。そして...俺達の関係も終わらした
ほうがいいと思う。」

「...どうして?」

千夏はすぐにいつものように
おどけてみせた。

「俺も男だぞ?いま俺といたらお前なんて
危険だぞ。俺はな、元プレイボーイ
だったんだから。」

俺は余裕に見えるように
作り笑いをしてみせた。

「.....いいよ?」

は.....!?

「手に入れれるなら理由なんてどうでも
いい。あたしを誠司のものにして
くれるんだったら
何でもいいよ?」

「ふっ...はは...ははは。」

「なんで笑ってるのよ?」

千夏は俺を睨みながら言った。

「お前、ばかなのか?」

「...好きな人の前では...ばかよ?///」

「っっ.....?!」
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