プレイボーイとのラブバトル?

美鈴Side

「アネゴッ!」

後ろから颯真くんの声が聞こえた。

「あ、颯真くん。どうしたの?
そんなにあわててさ。」

「1人で...帰るのはあぶないですよ。
やめてください。...ハァハァ。」

颯真くんはわざわざそんなことを
伝える為に走って玄関まで来てくれた
らしい。

「大丈夫ー。何なの?変だよ?
オバケでも出るわけじゃないんだし。」

「アネゴ、実は「尾崎ーっ!ちゃんと
そうじしろ!失格になるぞー!」

「やべっ。」

窓からは颯真くんのクラスメイトが
手を振っている。

「行っておいでよ。じゃっ。」

「アネゴッ!だから「早くしろっ!」

颯真くんの担任が颯真くんの腕を
つかんで校舎に消えていった。

私は、学校から出て1人で帰る事に
した。

それにしても何であんなに颯真くん
1人で帰るなってー...
いって...
「黒澤...美鈴ちゃんかな~?」
たんだろう...?

「誰ですか?あなたたち...?」

どこかで見た事があるようなきがする...。
この顔...。

「あっれ~俺達の事忘れちゃった?
はは、あーんなにボコボコに殴っちゃってね♪
やっとこっちは伝説の黒澤美鈴ちゃんのこと
見つけれたのにね~♪」

もしかして...こいつ等...

「思いだしてくれたあ~?中学の時
1対3で負けた弱っちかった集団でしゅよー。
恨みはらすためにきましたー。」

私が...喧嘩でボコボコに殴った奴...?

< 316 / 356 >

この作品をシェア

pagetop