プレイボーイとのラブバトル?
なんだか急に寂しくなる...。
「でもね、誠司。わたしは手渡しのほうが
嬉しいな。」
「なんで?」
誠司は、少しふくれた顔で
私をみる。
「だって...誠司の照れた顔
見れるんだもんっ♪」
少し意地悪を言ってみたくなった。
ごめんね。誠司。
私って...少しS入っているのかも。
「っ...ばっかじゃねえの?
美鈴が俺にそんなこというなんて
1000年早いっつーの。」
「1000年後には、私たち生きてないよ?」
「...俺たちの心の中では
ずっと生きている。」
誠司は、私の左手をそっととって
シルバーリングをはめていく。
「ん?少しブカブカ?」
「...ブカブカじゃないよ...。
ぢょっどぎづいがも~...。うう─...。」
涙が止まらない。
だって...
指輪には...
I love you って
ほってあったから。
「いつか本物でちゃんと
プロポーズしてやっから♪」
誠司は、そう私の耳元で甘くつぶやいた─。
「...幸せにしてよねっ///」
「あ、やっぱ俺の勝ちだっ♪」
誠司はニヤっと笑って私の唇を
塞いだ─。
プレイボーイとのラブバトル? end
