初恋は夢の中
夕飯が終わって、先生がお風呂に入っている間に、お義母さんと私は後片付けを済ませる。


お義母さんと言っても、もう70歳は過ぎている。


お義母さんは、私を孫の様に可愛がってくれた。


そして何度も、茂康を宜しくと頼まれた。


私もこちらこそと、言いながらお義母さんに、頭を下げる。



ちょうど、先生がお風呂から上がり、私達のやり取りを不思議そうに見て、どうした?
と聞いてきた。



私達は、何でもないよ!
と言って、お義母さんと笑った。



先生は、そうか…
と淋しそうに、居間に戻って行った…。




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