初恋は夢の中
朝ごはんも終わり、先生が今日は父親の墓参りに行きたいと言ってきた。


私は勿論と言って、みんなでお墓参りに出掛ける準備をする。



お義父さんのお墓は、住んでいる町のお寺の敷地内にある。


ここに、工藤家先祖代々のご先祖様が祀られているのだ。


私達は、お線香を上げ花を供えてから、皆で手を合わせた。

そして、それぞれに報告をする。



帰りにお寺の住職に挨拶をしてから、私達は家路に着いた。





静かな昼下がり…

虫の声は、毎日毎日飽きずに鳴いている。



虫が鳴き止む頃は、冬の訪れるが近い証拠…

そして、虫達の一生が終る。


だから虫達は、短い夏を一生懸命に生きるのだ…


継ぎの代に、命を託して…


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