初恋は夢の中
花火の犠牲者は、かろうじていなかった…


ただ、ずぶ濡れの人や、急激な運動で酔いが回りフラフラで、倒れる人達が何人かいた…



おまけに、手持ち花火にまで引火し、散々な目に合う。



私も、光ちゃんもずぶ濡れだった…


みんな息を切らし、その場に倒れ込んだ…



「コラァ… ミツと三和っこ!」
ボスは、ハァハァと息を切らしながら、名前を呼んだ。


私達は、ハイハイ…
と重い腰を上げ、ボスの傍に行く。


「全くっ!お前達はっ!」
ボスは、ミツの頭を小突いた。


私達は、ゴメンナサイ…
と素直に謝った。



ボスは、まだ何か言いたそうだったが、息を切らして言葉にならなかった…





歳には勝てないな…

密かに心の中で、ぷっ!っと笑った…



< 194 / 258 >

この作品をシェア

pagetop