初恋は夢の中
―― 美和子!

えっ…
先生の、顔を見た。


「聞いてるのか?」

「えっ…」

「えっ、じゃないぞ。この前の、花火の事だ。どうして、あんな事になった?」
先生は、真剣な眼差しで私を見た。


あっ…
いつの間にか、話が変わっていた。


「そのぉ~。ちょ、ちょっと調子にノッちゃって…」

「全く…美和子ときたら。」
ため息まじりに、先生が言う。

「はいぃ…。ごめんなさいぃ…」

「謝って済むことじゃないが… 終わった事は仕方ない。少しは、反省もしているみたいだしな…。」

「ホント?怒らないの?」

「今更、怒っても意味がないだろう。幸いな事に、けが人もいなかった事だし。」


私は、わぁ~!と言って、先生の上に向い合わせで座り、抱き締めた。


先生は、おっ!と言いながら私の肩を抱き離し、今度、同じ過ちをしたら大変な事になるぞ!と軽く睨み、ポンポンとお尻を叩いた。


私は頷きながら、先生を押し倒した…。



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