好きになんかなるハズ無い!!
スカートを握りしめ、一生懸命声が震えない様に我慢した。


「分かった。夏休み…どこか行こう」


きちんと言うと、Lieのリーダーの目が真ん丸になった。


多分私が“もっと考えたい”とか“男と出かけるなんてヤダ”とか言うと思ったんだろう。


「いいのか………?」


「うん……そこで返事する。アンタの告白―――…」


どちらも言葉を発さず、黙り込む。


洋夢がゴクリと生ツバを飲み込んだのが分かった。


「……了解。夏休み入ったら、詳しい日程とかメールする」


身内や運転手以外は男のメモリーが入ってない私のケータイ。
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