好きになんかなるハズ無い!!
Lieのお陰で男の子と話せる様になったのに、肝心の洋夢と話せれないなんて意味無いわよ~~~~っ!


「映画…は混んでるし…遊園地もなぁ………」


遂には洋夢が自問自答し始めてしまい、申し訳ない気持ちになった。


一条グループ令嬢として生まれ、色んな所行きたい言って来たのに、こういう時出てこないってバカ過ぎる。


「行きたい所……私の行きたい所………」


頭の中でちっちゃい私が、何十人も右往左往していた。


フェ~~~ン、李子助けてーーーー!!


今頃イタリアで楽しんでる李子に助けを求めてたら……


「キャン!」
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