死せる朝日の会
しかし、世界は広い。
全ての人間が若者の考えに賛同することはありえない。
何故なら、人にはそれぞれ違う価値観があるからだ。
そしてそれは八人の関係も同じであった。
ある日若者が考えて、みんなが素晴らしいと言ってくれた考えを、一人だけ反対する者がいた。
若者は反対した者に訪ねた? 何故反対なんだ?と。 しかし返事は返って来ない。
若者は不振に思いながらも、反対した者を責める事も無く、やがて時間は流れていった。
やがて若者の活動は、世界平和の一歩手前まで来ていた。 本当にあと少しだった、八人が力を合わせていれば世界は平和になったかもしれない。
しかし、八人の中に一人だけ力を貸さなかった者がいたのだ。
そう、かつて若者に反対した者が、最後の最後で協力を拒んだのだ。
全ては失敗に終わり、八人のメンバー全員が命を落とした。
反対した物は、自らも命を落とす結果になったにも関わらず、それでも最後にこう言った。
「誰も間違ってはいない、それでも私の考えは違う。これでいいんだ。」
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