Tokyo Midnight
「もちろんです。結婚を前提にお付き合いしています」

バクバクと心臓が鳴っている私とは反対に、彩斗さんは落ち着いた表情で話している。

・・・かっこいいかも。

彩斗さんの横顔は自信に満ちていて、あぁ、私は安心してこの人の隣にいていいんだって思えた。

「お父さん・・・」

お父さんの顔をじっと見つめると、ちらりと私を横目で見てこう言った。

「ただし、条件がある」

「条件・・・?」

「なんでしょうか」

私が不安になって彩斗さんの顔を見つめると、ぎゅっと手を握り返してくれた。
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