Tokyo Midnight
そして、書き終わったのを見計らったように車が走り出す。

「これで、1時間後には確実に俺たちは夫婦になってるわけだ」

嬉しそうに笑うと、婚姻届を再び胸ポケットにしまった。

そして、私の顔をじっと見つめる。

「・・・独身最後に、愛し合っとくか?」

「し、しません!!」

私が顔を真っ赤にすると、彩斗さんは楽しそうに笑っている。

「冗談だよ。その代わり、俺たちが夫婦になった記念に夜じっくりと・・・」

そう言いながら、ゆっくりと近づく唇。

「愛してる」

誓いのキスが落ちてきて、私たちは区役所に着くまで何度もキスを交わしていた。
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