Tokyo Midnight
「ミーナちゃん、VIPルームのヘルプお願いできる?」

自分のお客様が途切れたころ、チーフからヘルプを頼まれた。

一度化粧室で化粧を直し、髪を整えVIPルームの扉を叩いた。

「失礼します」

「あ、ミーナちゃんはここね。児嶋さんの隣」

VIPルームには3人のイケメンが座っていた。

どう見てもまだ20代に見える。

でも素材の良さそうなスーツに、黒縁メガネ、つけている腕時計など、どれを見ても普通の会社員には見えない。

「失礼します」

私は先輩に言われた通り、児嶋さんと呼ばれた人の隣に座る。

すると児嶋さんが私にグラスを差し出して、「名前は?」と聞いた。
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