貴方の愛に捕らわれて

私にとって大切なことは、猛さんが私を愛してくれてるっていう事実だけ。



それ以外のことなんて、とるに足らないことないのに。



目の前の愛しい人にどうしても思いの丈を伝えたくて、切れ長の瞳を見つめて、自分の気持ちを口にした。




『例え篭の鳥のように自由がなくても、私はちっとも構いません。


私にとって自由が有るか無いかなんて、大した問題じゃないんです。


猛さんの側に居られること、それが私の幸せです。


猛さんという篭の中になら、私は喜んでそこに居たいと思います』





切れ長の瞳が驚愕で見開かれる。



ニッコリ微笑んで見つめれば、その瞳からは苦しみが消え、甘く揺らめいて一気に熱を帯びる。



熱い視線が私を絡め取る。



大きな手が顎を捕らえ、目の前に迫る猛さんの顔。




そして、



唇に触れる






―――熱い感触






――――!!



 
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