貴方の愛に捕らわれて

『ただいま………』


真っ暗なリビングに向かって呟いてみたが、当然のことながら返事はない。



返事が返って来ることなど無いと分かりきっているのに………




シンと静まり返った部屋で、一人お弁当を食べた。







次の日も、何時もの様に1時間ほど歌って帰ろうと振り返ると、昨日と同じ場所に男の人が立っていた。



 


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