彼の瞳に捕まりました!
「見た目……ねぇ」
「そうですよぉ。
麻生先輩、無駄に美人なんだもん。
カラカラに干からびてるくせに」
私がここで、こんなふうに聞いているなんて思ってもいないんだろう。
サトコちゃんの悪口は止まらない。
「ちょっと小綺麗な格好して、合コンなんか行けば、モテまくりなんじゃないですか?
普段、マジメな顔してるけどヤりまくってたりして。
うふふっ、行成さんの知らない所で浮気しまくってたんじゃないですかぁ?
行成さん、かわいそう~。
サトコ、慰めてあげますぅ」
吐き出される毒だらけの言葉に、心臓がバクバクと音をたてる。
私、そんな風に思われていたの?
「……お前が誰かを慰められるとは思えねぇな」
冷たい声。
サトコちゃんに対しての言葉なのに、身体が震えた。