ヴァンパイアヒューマン−桜−
『迷いの森?だからこの場所が全然見つからなかったのか…』
ラッセルは納得した。
『ここまでたどり着いたお前たちは奇跡としか言いようがない。よくここがわかったものだ』
バダックはそう言いながら、今度は湖の周りに咲く花たちに水を与えた。
『奇跡!?あたしたちはただ変な子供を追いかけてたらここにたどり着いたんです…』
ミーナがそう言うと、バダックは驚きの表情を見せた。
『子供たちって…そうか、またアイツらがお前たちをここに導いたのか…』
バダックは納得した。
『あの子供たちは一体何者なんですか?あたしだけにしか姿が見えなかったみたい何ですけど…』
ミーナは疑問をバダックに尋ねた。