魔王と王女の物語②-Chain of destiny-【完】
「ねえコー、サービスってなあに?」
壁に投影された映像でフォーンの痴態っぷりを見ていたラスがコハクに尋ねると、コハクはラスを膝に乗せてイチゴのへたを取って口に入れてやりながら不気味な笑い声を漏らした。
「ふふふ、そりゃー……後で俺がたっぷり教えてやるよ。イロイロ!」
「?よくわかんないけど…うん、わかった」
コハクの考えていることなど想像できるはずがないのであっけらかんと考えることをやめたラスがまた雛鳥のように口を開けてイチゴを待っていたので今度は砂糖をまぶして口に入れてやろうとしたその時――
「ち、チビ!?赤い!下着が!赤い!!」
「うん、これどう?ちょっと胸がおっきくなった気がするでしょ?」
本日ご購入の赤いブラがネグリジェの胸元で見えた途端、パニックになった魔王、ラスを膝から降ろして前のめり。
「?コー…どうしたの?」
「な、なんでもねえし。おいデス、お前のローブ貸せ!でないとチビにバレる!」
「……ローブ…隣の部屋…」
「あーーーっ使えねえ!まあなんだ…うん…俺…落ち着け?今後ますます我慢しなきゃなんねえっつーのに駄目だぞ俺!」
「コーが壊れちゃった。あ、お姉さんたちがちっさい王子様を取り囲んじゃった」
色ぼけ魔王が煩悩と戦っている間に件のフォーンはあれよあれよと酒をたらふく飲まされてへべれけになっていた。
もしろんコハクに雇われた美女たちは既成事実を実際作るつもりもなく、おだてて気分良くさせてさらに酒が進む状況を作り出してきゃっきゃっしていた。
「あんなに飲んだら死んじゃうよ」
「死んだらそれはそれで別にいいじゃん。小僧とボインをくっつけたいんだろ?まあ実際もうくっついてるも同然なんだろうけど」
「え、なんで?」
「同じ部屋だぜ?好きな女と同じ部屋で何もしねえ奴いねえだろ」
デスはコハクの言葉で何故か耳が痛くなると、腹踊りをして醜態を晒しているフォーンをじっと見つめた。
「私はなんにもしないよ?」
「チビはな。だけどボインはどうかなー。意外と積極的と見た!」
ラスはフォーン王子のはっちゃけぶりよりもリロイとティアラのことが気になったが、それよりもコハクが何度もちらちら胸元に視線を投げてくるので、気に入ってもらえたとわかってまだ前のめりになっているコハクの腕に抱き着いた。
壁に投影された映像でフォーンの痴態っぷりを見ていたラスがコハクに尋ねると、コハクはラスを膝に乗せてイチゴのへたを取って口に入れてやりながら不気味な笑い声を漏らした。
「ふふふ、そりゃー……後で俺がたっぷり教えてやるよ。イロイロ!」
「?よくわかんないけど…うん、わかった」
コハクの考えていることなど想像できるはずがないのであっけらかんと考えることをやめたラスがまた雛鳥のように口を開けてイチゴを待っていたので今度は砂糖をまぶして口に入れてやろうとしたその時――
「ち、チビ!?赤い!下着が!赤い!!」
「うん、これどう?ちょっと胸がおっきくなった気がするでしょ?」
本日ご購入の赤いブラがネグリジェの胸元で見えた途端、パニックになった魔王、ラスを膝から降ろして前のめり。
「?コー…どうしたの?」
「な、なんでもねえし。おいデス、お前のローブ貸せ!でないとチビにバレる!」
「……ローブ…隣の部屋…」
「あーーーっ使えねえ!まあなんだ…うん…俺…落ち着け?今後ますます我慢しなきゃなんねえっつーのに駄目だぞ俺!」
「コーが壊れちゃった。あ、お姉さんたちがちっさい王子様を取り囲んじゃった」
色ぼけ魔王が煩悩と戦っている間に件のフォーンはあれよあれよと酒をたらふく飲まされてへべれけになっていた。
もしろんコハクに雇われた美女たちは既成事実を実際作るつもりもなく、おだてて気分良くさせてさらに酒が進む状況を作り出してきゃっきゃっしていた。
「あんなに飲んだら死んじゃうよ」
「死んだらそれはそれで別にいいじゃん。小僧とボインをくっつけたいんだろ?まあ実際もうくっついてるも同然なんだろうけど」
「え、なんで?」
「同じ部屋だぜ?好きな女と同じ部屋で何もしねえ奴いねえだろ」
デスはコハクの言葉で何故か耳が痛くなると、腹踊りをして醜態を晒しているフォーンをじっと見つめた。
「私はなんにもしないよ?」
「チビはな。だけどボインはどうかなー。意外と積極的と見た!」
ラスはフォーン王子のはっちゃけぶりよりもリロイとティアラのことが気になったが、それよりもコハクが何度もちらちら胸元に視線を投げてくるので、気に入ってもらえたとわかってまだ前のめりになっているコハクの腕に抱き着いた。