~ The last kiss ~




「では、今後あまり部屋から出られませんよう…

用がおありなら私どもの名をお呼び下さい。」





「………は…ぃ」


私が返事を返す前にはもう二人の姿はなくなっていた。


なんだか冷たいなぁ…




まぁいいや。部屋の中で大人しくしとくかな








―――――――…


「…でも暇だなぁ」



フカフカのソファーに座ったり部屋の中を歩き回るが暇で仕方がない



部屋に時計がないので時間がどれ程経っているのか分からないから


長い間そうしていたのかもしれないし5分、10分しか経っていたのかもしれない






「………そうだ」



私は先程ルーシィさんが言っていた事を思い出した



――呼んだら誰か来てくれるんだったよね…

でもルーシィさんは怖いから……





「…エドマンドさーん」





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