私はあいつなんか好きになるワケがない。



お昼。




いつも白石は早く誘いにはずなのに全く来ない



「華菜ー、一緒に食べよー」


「なに言ってんの!たまには瑚奈実から白石くんを誘ってみたら?」


「嫌だよ!! てか、私はそもそもあいつと一緒にいたいワケじゃないし」


「まぁ...私は眞子たちと食べるから!」


「え、ちょっと!」


華菜は頑張れ!とグーをして眞子たちと屋上に行ってしまった


気づけば、教室には私だけしかいない


ここで一人で食べるなんて虚しすぎる



仕方ないからいつもは白石と一緒に食べている体育館倉庫で一人で食べていた




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