私はあいつなんか好きになるワケがない。


「ねえ! ついていこうよ」


華菜はあったかいココア缶を持って興味津々に言った


「え....」




実は見にきたいんだけど、そんなの人の勝手だし....


「どうすんのよ?」


「覗き見なんてダメだし、やめとこ」




「そう....だねー」



華菜はつまらなそうに呟いた


「つまらなそうにするなっ」


「いやいや!瑚奈実が一番気になってるはずでしょー」



なにをっ!!


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