私はあいつなんか好きになるワケがない。





白石はゆっくり唇を離したかと思うとにっと笑った



「...やば。抑えらんなかった」





こ、こいつは!!///



「なーに言ってんだか!!」



つい女子らしくなくなる




「空好きって嬉しそうだったときマジ、無防備だったから」



そう言って白石は私の髪をくしゃっと撫でた




ビクって震えるくらい、ドキッてしてしまう...




「...意味わからん」



「ま、そうふてくされんなって♪あ、じゃ、また明日なー」



あぁ、もう家ついたんだ


真向かいだしな。



「...うん!」





私は自分のカギで家に入った


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