ラブラボ! ~恋は華麗な復讐ゲーム~
「いい店知ってるんだ。一緒に行こうよ」



そう言って、その人は私の肩を抱いてきた。



その間に、鳴海圭吾たちは店の外へ。



ああ、行っちゃった!



「あの、本当に時間がないので」



「えー? そんなこと言って、嘘でしょ。傷つくなあ、別に何かしようなんて思ってないのに」



だったらこの手を離せ、さりげなく腰に回ってる手を離しなさいよっ!



早く追いかけないと、見失っちゃうじゃないの!



夕方の渋谷の人混みなめてると、かみつくわよ!



「ほら、行こうよ。大丈夫、俺、悪い奴じゃないから」



あー、もう!



「だから、行かないって言ってんでしょ!」
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