ラブラボ! ~恋は華麗な復讐ゲーム~
シーン。



それまで会話が溢れていた店内が、いっせいに静まり返った。



「はぁ?」



男は豹変したように顔色を変え、あからさまな敵意を浮かべて私を睨みつける。



「なにマジになってんだよ、うぜー」



「え、だ、だって」



「バッカじゃねーの? お前なんか、誰がマジで相手なんかするかよ」



と、男は安いドラマの、わかりやすい三流役者のようなセリフを吐いて、ニヤけた顔をさらに歪めた。



私は、そんなわかりやすい挑発に、すごく腹が立った。



普段なら、きっと相手にしない。



でも、納得済みとは言え不自然な状況と、慣れない格好、それに何より、鳴海圭吾を逃がしてしまったことが私の闘争心を刺激してしまったのだ。
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青春・友情134ページ

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あの日、世界は音も立てずに壊れた。 だから、僕は僕になった。 もう誰にも侵されないために。 僕が僕であるために。 もう夢は見ない。 あの日の残骸が、今も胸の奥底にしがみついて離れないから。 夜が明けない。 もうきっと、永遠に。

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