びたーちょこれーと。
家に帰ると、また留守電があった。
霜月から。
うちは今、霜月とは話したくなくて留守電を消去した。
師走を気にしてた気持ちは、いつのまにか綺麗に無くなっていた。
師走、ちょっとだけ見直したわ。
長月と未琴ちゃんは付き合うのか…と思っていたが、2人は付き合うことは無かった。
次の日、学校では長月と未琴ちゃんと師走、3人で仲良くしてる姿があった。
混ざろうかなと足を出した瞬間、肩を掴まれた。
「……霜月…!」
「ちょっといいか?」