びたーちょこれーと。






「水無月?」

「この前水無月と会ってさ…」


…………………………


「よ!わざわざありがとーう」

今日は水無月にお土産を渡すためにわざわざ会った。


「静岡行ったのかー」

「そうそう」


「そういやさ、椿本に一つ聞きたいことがあるんだよね」


水無月は急に真面目な顔をして言った。


「なに?」


水無月は辺りを見渡してから、ひっそりと言った。


「卯月ってさ、千咲を好きだと思わない?」






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