華麗なる偽装結婚

ドンッ!!

突然胸に衝撃が走り俺の身体は彼女から引き離された。

「何するんですか!!」

彼女が俺を睨み付けながら叫ぶ。

「何って…。キス」

「どっ!!どうして!?
私はあなたの秘書なのよ!?
お遊びの女性と一緒にしないで下さい!!」

「もちろん。
君は彼女達とは違う。
俺の大切な秘書であり、
………――花嫁になる人だから」

「は…」

そう言って笑いかけると、彼女は石化したかのように、先ほどよりもさらに動きを止めた。






< 71 / 252 >

この作品をシェア

pagetop