華麗なる偽装結婚
ドンッ!!
突然胸に衝撃が走り俺の身体は彼女から引き離された。
「何するんですか!!」
彼女が俺を睨み付けながら叫ぶ。
「何って…。キス」
「どっ!!どうして!?
私はあなたの秘書なのよ!?
お遊びの女性と一緒にしないで下さい!!」
「もちろん。
君は彼女達とは違う。
俺の大切な秘書であり、
………――花嫁になる人だから」
「は…」
そう言って笑いかけると、彼女は石化したかのように、先ほどよりもさらに動きを止めた。