華麗なる偽装結婚


『これも秘書としての仕事の一環だよ』


…信じられないわ。

あんな男。
本当に最低だわ。

そうよ。
今すぐにこの話を断ってここから逃げ出せばいいのよ。

私には出来ません、と冷たく言い放ち、驚く彼に辞意を伝えるの。

あなたなんかの顔も見たくないと、ついでにあの綺麗な顔を殴りつけてやればいいわ。


さあ、阿美子。
行くのよ。







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