桜の木の下でー落とした花びらが知っていたことー
絵理「隠れてただけ。
気にしなくてももう行くから。」


「待つんだ。
君家出してきたんだろう?」


絵理「…何で?」


「僕は勘がいいんだ。
君は帰る場所ないって顔してるからね。」


絵理「…。」


< 35 / 129 >

この作品をシェア

pagetop