俺様王子は運命の人。
初めてのデート
「デート!?」
「おう。」
今屋上でヒロよ2人きり。
照れるけどもう慣れた。
「まゆの好きな所連れてってやるよ」
ニカッと白い歯をを見せて笑うヒロ。
カッコいい・・・。
「じゃぁ・・・ヒロの家行ってみたい!!」
「あ!?おま、おま、お前!!それは誘ってんのか!」
「んなわけねーだろ!!」
バシッと良い音と共に織乃の声がした_。
「いってーなっ!!」
「まゆが家に来てくれたらお菓子作ってもらえる~♪」
「おい!勝手に話進めるな!!」
この2人微笑ましい・・・。
いいな、兄妹・・・独りじゃない__。
「おい。今何考えてた?」
「え・・・?」
「今しょーもねぇ事考えてただろ」
ヒロにはなんでもお見通しだね。
「ごめん・・・」
「まゆは1人じゃねーって。」