俺様君の彼女ちゃんっ!
「ね、なんか声しない?」




俺の問いかけにそう答えた仁。




すぐさま俺らは耳をすます。




「…やめてください!」





確かに…誰かの声がした。




それに聞いたことのある声。




すぐさま頭の中の記憶を探るがそれよりも将史のほうが速かった。





「…もしかして…リナ…」




そうだ。




この声…将史の彼女のリナの声だ。




そう思ったときには将史は走り出していた。




「ちょ…将史!」




突然の出来事に隼人が声をかけるが遅い。




そのまま走る将史を俺ら3人は追った。



少しはしるとその声の主はいた。




男数人に囲まれ腕をつかまれてる…。



そしてその中にいた一人の女……。



「桜……」




その中にいた女で1人よく知っている人物に似てる女がいた。




それから俺らは男たちを逃がすと将史が彼女に問い詰めた。



それから口にした彼女の言葉に息を飲む俺たち。




将史と彼女がギクシャクした理由。



それは俺たちに深くかかわってたから。



なにも言えなくなった将史の頬に平手打ちがいった。




平手打ちをしたのは俺の知ってる人に似ている女。




一瞬目が釘付けになったがすぐに我に返った。




それから謝るその女。



なんだよ…先に自分が殴ったくせに。



変な女。



それにアイツはこんなことしないし、こんなに声は低くない。



いや、アイツの声が高いんだ。



その女の行為に回りは呆然。




俺だけが笑いをこらえていた。




ウケるな将史が知らない女にたたかれるなんて。





< 17 / 51 >

この作品をシェア

pagetop