俺様君の彼女ちゃんっ!
そんな人だから…やっぱり浮気はあるかも…。



もしそうなら…最低。



私の大事なリナをここまで泣かせたんだから…絶対許せない。




今まで一回も話したことがないからどんな人なのかわからないけどリナを悲しませたのには変わりない。




それから10分くらい経つとリナが泣き止んだ。




「…もう、大丈夫」



リナはそういってるけどやっぱりまだ悲しそう。




「ね…マサと連絡してる?」




私がそう聞くとリナは首を横に振った。




「なら、今からマサの家に行こう!」




「「え?」」



私の提案に驚く2人。




「浮気してるかどうか突き止めに行こう!」



「でももし浮気してたなら…立ち直れないよ…」



「でも、このままじゃ何も変わらないよ?…私は、リナが笑顔でいてほしいの」



「…優奈…。よしっ!行こう!…優奈もハルも着いてきてくれる?」




「「もちろん」」




それから私達はマサの家に行くため駅に向かった。




その途中……思いもしないアクシデント。




「…ねぇ、君らこんなとこでなにしてんの?」



突然後ろからかけられた声。



振り向くとそこには4人くらいのチャラい男がいた。



「あれ?君泣いてんじゃん…どうしたの?俺らが慰めてあげようか?」




気がつくと私たちは4人に囲まれていた。




「あ、あの!私たちこれから用事があるんで!」




「そうです!…あなたたちにかまってる暇ないんですけど?」




気の強いリナとハルが言い放つ。




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