君への愛をこめて
chapter 4

プレゼント

東京で一人暮しをはじめたおれ


一ヶ月くらいたったある日君が訪ねてきた


「元気だった〜?」


君がくること

わかっていたがうれしかった

はじめての一人暮らし


ホームシック


そんなのになるわけない
君に
カッコつけてそういったけど

君がいなくて
おかしくなりそうだった

「ねー聞いてますか〜、元気だったのー?」

君をみた瞬間
おれは泣きだしてしまった

「ちょっとどうしたのー?おおげさだな〜そんなにあいたかったー?」





君が言った
「ねーこの部屋時計一個もないよね〜」


そーいえばそうだ


「そうだ!わたしが買ってあげるよ〜」
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