リアル
「ん……」
隆は小さく声を上げながら目を開けた。
「起きた? コーヒー飲む?」
薫の言葉に隆はこくんと頷いた。
薫はコーヒーを淹れる為に台所部分に足を運んだ。
隆はバイトが終わるなり薫の部屋に転がり込んできて、何故かそのまま爆睡を始めたのだ。
薫はそんな隆に毛布だけ掛けてパートへと向かい、少し前に帰宅したのだ。
もうさすがに起きているかと思ったが、予想外にも隆はまだ寝ていたのだ。
深夜一時。
本来はコーヒーを飲む時間ではない。
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